手術

その後不安でなんだかよく分からないまま時間だけ過ぎ、夕方、突然電話。
どうしたんだろうと思ったら、無事手術終わりましたの連絡。血は止まるのに普通の三倍くらい時間かかったけど、これなら手術できるからと。
本来なら麻酔して調べるみたいだけど、麻酔しちゃったら手術だし、幸い腫瘍は手の先だしと。

安心して、寂しいながらも夜を過ごす。
翌日日曜、朝1番でお迎え。先生ほんとにありがとうございます。手術代は内金一万円払ってて、今日は七万円。全部で8万くらいか。内、外部調査にだすのが1万5千くらい。
猫はエリザベスカラーしててキャリーに収まらないから、キャリーの上からストールに包んで先に旦那に猫と車で待っててもらう。旦那に明細みせたら、純粋な手術代は2万なんだね、と感想。確かに…獣医さんはほんとに大変だし、それにほんとに尊敬だね、って話をしながら帰宅。頭があがりません。

おうちついても全然落ち着かない猫。カラーの幅もわからないし怖いし痛いしイライラという感じ。声もあんまり出さないけど、ちょっと枯れてるな…鳴いたんだろうな…

ごはん食べたいっていうので、恐るおそるカラーはずす。こんなに食欲あるのは見たことないってくらいの勢いで、イライラをカリカリにぶつけながら怒りながら食べてる…可哀想だけどちょっと面白い。すっごいガツガツたべて、まだ食べたがる。
ダイエットしなきゃいけないので、あまりあげられない…でも旦那もわたしもちょっと甘いところがあるから、厳しくするのはもう少し良くなってからでもいいんじゃないか、という考え。1日分決まった量をダイエットフードであげてるけど、夜の分を少しあげてみる。食欲落ちない。点滴だったはず…?自分のお口で食べてないから、ずっと断食してたと感違いしてるんだろうか?とにかく食べる。ちょっと心配だからあとは夕飯だよって教えて、食べるのストップ。

あんまり声出さないなぁ。全然寝ないし。落ち着く寝方わからないんだろうなぁ。
毛布持ってきてみたり、色々試してみる旦那。

頭を何かに乗っけるのが好きだから、出来なくて可哀想。
今日は1日猫をゆっくりさせる予定だからわたしだけスーパーに。買い出し行かなくていいように3日分くらいまとめ買い。
ああ、こういうとき一人だと本当に大変だろうなあ…
帰ってみると、こたつの中に入って少し落ち着いた様子。お互い細々としたこと片付けたりテレビみたりしながら、猫を足にもたれされて夕方まで過ごす。
なかなかの猫バカだと思う。
でも、願わくば世の中の人がみんな猫バカだといいと思う。